浴槽の栓

思ったことを言葉にして残す

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

気づく

道を歩きながら 突然僕は止まって ペンを走らせながら 走るペンが止まって 水色の球が割れた! 水色の球が割れた! 割れた欠片をじっと見てると 世界は急にひっくり返った

無題

今のぼくに わからない世界がいっぱいあると それが水になって ぼくは泳いでいける 今のぼくに 仲のいい人がいっぱいいると それが体をつくって ぼくは歩いていける そういうわけで 今日はつかれるまで泳ごう 今日はつかれるまで歩こう

本当にバリアフリーな駅

いつの間にか家に帰ってくるまでが1日と思うようになって、そのような感覚で1日の終わりを目下にしため息をついて、電池の切れたiPhoneへの呪詛を唱えつつ新幹線を待っていた。 ぼうっと前を見ながら数分くらいすると、棒を持った、丸いサラリーマンのような…

身動きが取れない

現在温めているのはコミュ力の話文体の話学問の話CDアルバムのこと一つ目ではコミュ力を養うことはほかの言語学ぶようにやればいいんじゃないかというようなことを書くつもり。二つ目は、文体が与える印象は割と大きくて、SNSの面白さはそこにあるんじゃない…

ロボットは人を快楽に運べるのか

知り合いがデートに行くと言って、生放送でその作法を相談しているのを見た。その人は何回かそういう経験をしたことがあるようだがそれでも不安なのだろう。ただ、誰が相手かもわからない状態で、また相手の性質も知らない状態でどのような助言をしても効く…

蓄えて太っていくこと

知識を蓄えていくこと=世界を狭くしていくことである。とうぜん物理的に世界が狭くなった、広くなったというようなことはないが、それでも世界は子供の時より今狭くなっているように思えないか。5歳の頃、自分の通ってる幼稚園の中を歩き回るだけでも1日じ…