浴槽の栓

思ったことを言葉にして残す

新幹線という時間

30分。新幹線に乗って仙台まで行く時間は短い。
家から駅へ、駅から校舎へ行く時間は合わせても到底これに及ばないがそちらの方が長く感じることが多い。
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休みは短く、働く時間は長い。
この30分の短さを克服し平等な時間にしてやろうと考えるとこの時間を忙しくする必要がある。

本を読むことは一つ「忙しくなる」合法的方法のように思えるが、これにも欠陥がある。
それは30分後に中断が強いられるという点だ。
アニメやドラマと違って多くの本は30分でいいところまで進むようには出来てない。
(短編にしろ読まれる時間は読み手によってまちまちだ)
娯楽は総じて自分のタイミング以外で中断されると却って不快なものになる。

「読む」がうまくいかないのなら「書く」作業はどうだろう、うまく進むのか。
そう考えるのが読み書きを重ねて育った僕たちの自然な、健全な思考だ。
書く作業を、また書く予行(頭の中での執筆)をこの時間に行っていきたい。